お問い合わせをSlackワークフローで受け付けBTSに連携させる

Sho Yoshida
2 min readJun 14, 2020

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最近社内で情シスを担当していると日々いろいろなお問い合わせがあります。これまでSlackの専用チャネルでフォーマットなしにお問い合わせをうけていましたが、組織拡大に伴いお問い合わせの量が増え、見過ごしてしまったり、お問い合わせの作業遅延に気がつきにくくなってきました。また、情シスメンバーは中期的な社内システムの刷新や社内ルールの見直しなどの作業はタスク管理で管理しておりましたが、お問い合わせについては集約ができておらず担当ごとのタスク量が見えにくいという課題がありました。

単純に解決しようと全社員をBTSに招待してお問い合わせをうけるようにするという案もありますが、問合せのために全社員にBTSのライセンスを発行するのはライセンスコストも少し費用がかかりすぎなように思いました(その費用があるならその他の社内システムを導入したくなってしまう)。

そこで、お問い合わせをSlackワークフローを用いて形式化し、その内容をBTSに起票するツールを作成しました。

流れは以下

  1. SlackのWorkflowでお問い合わせを可能にする(形式化)
  2. Google Apps Script(GAS)でWebhook URLを準備をする(アプリをデプロイ)
  3. SlackのOutgoing Webhooksを用いて 、該当チャネルに任意の文字列が含まれたメッセージを外部へ送信する(Postしてもらう)。※例えば、[お問い合わせ]という文字列をSlackのWorkflowの「Send a message」を用いてトリガーとなる文字列を含めるようにする。
  4. GASの doPost 関数でSlackのWorkflowの内容を受け取り、タスクマネージャ、BTS等への起票を行う。
  5. 起票が成功したらSlackのMessage APIを用いユーザー向けにお問い合わせを受理したことを通知する。
Fig. データの流れ

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